自律神経とは自分では意識して働かせる事はできません。
勝手に働いてくれるのです。逆に自律神経が異常をきたしたらどうでしょう?
自分では意識できないのでなかなか治りませんよね。
その自律神経には交感神経と副交感神経があります。
交感神経は私たちが働いている時などに活発になります。
その他にストレスを感じた時・恐怖・緊張・怒り・不安といった時に良く働きます。
副交感神経は疲労物質や老廃物を取り去り体の悪い部分を治してくれます。
特に寝ている時やリラックスしている時に良く働いてくれます。
交感神経と副交感神経の関係はシーソーのような関係性になります。
交感神経が働いている時は副交感神経は働いてくれません。
ストレスや緊張により交感神経が過剰に働き過ぎてしまうと副交感神経が働かず脳や体の修復ができなくなってしまいます。交感神経・副交感神経を同時に働かす事はできないのです。
自律神経失調症になるとこの副交感神経の働きが非常に悪くなってきます。
自律神経失調症の方は多くのストレスが蓄積され様々な症状が出てきていると思いますが自分ではストレスなんてと気付かない方も多くいらっしゃいます。
ストレスと言ってもなにも一つだけではありません。ストレスには4つあるのです。
ですが精神ストレス=ストレスと思い込んでいる方が大勢います。
他には構造的ストレス、科学的ストレス、温度・湿度のストレスです。